11月10日に、弊社でデザイン装丁を担当しました『リスク 反転の構図』が中日新聞社から発売になりました。
発達障害、虐待、終活、認知症、末期の介護・・・
その現場に立ち合ってきた著者が描く、だれの人生にも潜む、家族の危機を扱った8つの物語
誰しもが人生において、さまざまな選択を迫られる。最善の方法と思っての決断が、苦境を招いてしまう事もある。本書の8編では、そうした局面に置かれ戸惑う人たちとその家族、事の成り行きが描かれる。
『老いの風景』をはじめとするシリーズ4巻、累計6万5千部以上を販売した著者渡辺哲雄の3年ぶりの新作。
内容
第1章 窒息
第2章 秘密の箱
第3章 終活 人間ドック/相続/家仕舞/墓仕舞
第4章 発達障害
第5章 南京錠
【渡辺哲雄】
1950年、岐阜県郡上郡八幡町(現・郡上市)に生まれる。
1973年、関西大学社会学部を卒業後、福祉関係の仕事に従事。
1990年~2002年、岐阜県ソーシャルワーカー協会長。
2003年~2018年、NPO法人『東濃成年後見センター』理事長。
2001年から日本福祉大学中央福祉専門学校専任教。
(中日新聞社公式サイトより引用)
キーワードは重めですが、どなたでも思い当たる「家族」に関するテーマで、グイグイ引き込まれます。渡辺哲雄先生の書籍は『ものがたりでわかる成年後見制度』に続いて、装丁を担当させていただけまして、とても嬉しかったです!
今回の装丁制作の裏話としましては、
編集担当のNさんから「タイトルからもそうだが福祉や介護の訴求ではなく、小説のイメージにしていきたい」という要望があり、その意図に沿ってカバー案を制作しました。その中で、シンプルでインパクトのある赤白で、「運命の赤い糸(人間関係の絆=家族)がこんがらがって絡まってしまう…というテーマの案を採用していただきました。その表現も糸を実写で撮影してみたり検討をしましたが、ハッキリとしている方が良いのでは…となってこのグラフィックとなりました。
発売から時間が経ってしまったので、ネット通販のみのお知らせです。
(弊社Instagramでは名古屋市近辺の書店の発売情報あげています)
hontoのアドレスはこちら(ネット注文して店舗で受け取れます)
https://honto.jp/netstore/pd-book_32051681.html
アマゾンのアドレスはこちら
https://amzn.asia/d/7ULkvEV
中日新聞の本:申し込みフォームでご注文受付中
https://www.chunichi.co.jp/article/574347
オンライン書店e-honからも注文、送料無料でお近くの書店へお取り寄せ頂けます。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034404463&Action_id=121&Sza_id=GG
楽天ブックスはこちら
https://books.rakuten.co.jp/rb/17330133/